2012-02-02から1日間の記事一覧

41番   日御碕   −   日御碕神社

上の神(神の宮ースサノオノ尊)下の宮(沈み神ー天照大神)が各々祭られている。本殿に向かって左側から編まれた注連縄はここと出雲大社だけ。角つき狛犬。(40番関連:神国の日御碕神社「特殊信仰並神事」欄に和布刈り神事について述べられているが「宇竜の権現…

40番   宇竜   −   熊野神社

神国には近くの荒魂神社をふくめて記載がない。昭文社、人文社にはある。山口は熊野神社、大谷は橋姫大明神としているがいずれにしても権現島にあるこの神社に徒歩で参拝することはできず対岸から遙拝するのみである。41番関連:和布刈り神事はこの神社で行わ…

39番   鷺浦   −   伊奈西波岐神社(いなせはぎ)

神社の付近に善根宿があった(大谷「S7年生・男」)。神国の「特殊信仰並神事」欄に「正月と祭礼には臼で火をたき八升のご飯を炊いて12の椀に盛りお供えする行事が古来より行われている」とある。門扉が閉ざされ拝めない拝殿あり。広い境内はきれいに手入れさ…

38番   鵜峠(うど)   −   大宮神社

この神社は昔炎上し記録を焼失したが日本海を航行する船の安全を祈念して建立された。神社付近に駐車場はないので約200メートル山手側に進むと駐車可能場所あり。

37番   猪目   −   大歳神社

入り口が分かりにくいが県道23号線猪目橋から山側に約100メートル直進すれば猪目分校跡に至り同校の校庭に接している。さらに山側に進めば猪目峠の茶屋跡を経由して大社(40番)にいたる。神国によると由緒・沿革不詳とある。

36番   河下   −   意保美神社

神国には由緒・沿革は不詳、宝物として「刀剣一振」となっている。例大祭には獅子舞、神事花がある。

35番   小津   −   許豆神社(こづ)

海岸沿いの前川橋付近に駐車しておくこと。途中に駐車場、方向変換ができる場所がない。駐車した場所から約100メートル入って右折。額に神社の由来・祓詞(はらいことば)が掲げられている。この十六島湾は北西の風が強いところだがこの風を迎え撃つように北西…

34番   十六島    −   許豆神社(こず)

神社への入り口が分かりにくいが海岸沿いの広場に駐車しておくこと。漁師町独特の狭い道が約100メートル続き約270段の石段。駐車・方向変換の場所はない。鳥居がある石段とその右側に古い石段があるが旧道か。十六島湾の周辺に許豆神社が5箇所あるそうだ。

33番   釜浦   −   石上神社

天正年間(1573年代)に火災に遭ったのでご神体を近くに奉還していたが明治12年に現在の場所に建立された。鳥居には石造の立派な神額。この場所も高い場所にある。

32番   塩津   −   石上神社

浦に点在する神社が洪水・津波で流失し再建された神社が多数あるなか当社も約900年前に流失。ご神体を平島の海底から抱き上げて以来地元では「石上さま」と呼んでいる。ご神体は「石」で神社裏側の木柵の中に鎮座されている(再発見)。石碑七体にそれぞれ榊が…

31番   唯浦   −   田田神社(ただ)

この神社も約800年前に大洪水大津波により流失。再建されたが建立場所として高所を選定されたものと思われる。昭和46年に遷宮されたがその際、北向きであった本殿を東向きに変えられた。駐車場がないので西方約100メートル北浜分団ポンプ小屋収納庫付近に駐…

30番   三津   −   御津神社

以前は七浦めぐり(小津・多井・塩津・只浦・三津・コイ浦・佐香浦)も行われていた。燈籠の四隅を狛犬が守る(この神社だけ)。神国の「神事・芸能」欄には「御的の神事といって神官が青竹で作った弓で鬼と書いた杉板を射る神事、また田植えの神事は男松・女松…

29番   小伊津   −   三社神社

昭文社は三神神社。糸で丁寧によられた豪華な注連縄。右端が丸く束ねられている(この神社だけ)。駐車場がないので海岸沿いの佐香漁村集会所まで下ること(約300メートル)

28番   坂浦   −   鞆前神社(ともさき)

本殿の四隅を狛犬が守っているのはこの神社だけ。海岸沿い西方に赤浦あり(遍路道歩行可)。漁師の与市が仏像を引き揚げた場所(一畑薬師寺の縁起伝承による)三対の狛犬。

27番   伊野浦   −   狭槌神社(さつじ)

地合(ちごう)町は東と西に分かれているが西地合町に入る。藁で作られた獅子頭。潮汲み竹筒の紐に唐辛子。魔よけのお守りか。木の枝に竹筒多数。

26番    魚瀬   −   八神神社

天正年間(1573年代)以前より八王子権現と呼ばれていたが明治4年改称。鳥居が新旧連なって建っている。60年代の男性の話「新しい鳥居は本殿の前に立っていたがすぐ倒れたので現在の場所に移された」。魚瀬港方面へ進行し途中で切り返しをしなければならない場…

25番   古浦   −   古浦天満宮

神国・山口は「天満宮」。昭文社は古浦天満宮。拝殿頭上には二段構えに竜の彫刻。上部の竜には羽が彫刻してある。「六坊方面」への案内板から約200メートル六坊方面に進む。

24番   恵曇   −   恵曇神社  

拝殿頭上に上下二段に竜の彫刻物。同じ境内なのか分からないが右手奥に阿弥陀堂あり。神仏習合の証しだろうか。大ソテツ。

23番   手結(たゆ)  −  津上神社

珍しいもの①拝殿の扁額が左から書かれている②緑色の注連縄③手洗いの天井に叢雲の絵。各々この神社だけか。神国の「由緒・沿革」欄に「神社の西方に岩穴あり、塩穴と言って例祭にお参りする者はこの洞窟で潮を汲んで禊をし拝礼するのがこの地の風習(雲陽誌)」…