2012-02-01から1日間の記事一覧

22番     片句  −  八幡宮

巡礼は浦々の家で門付けし善根宿で宿泊(S14・宮本踏査)。糸で編まれた黄金色の立派な注連縄。境内に阿弥陀堂あり(神仏習合の証か)。車の中からは神社が見えにくいので駐車場に車をとめ歩いて約100メートル片句港方面に下ること。

21番   御津  −   御津神社

御津と片句の尾根沿いに大師堂があり遍路の宿泊・休憩場所であった(S14年・宮本踏査)。赤い眼球二つが付けられた獅子むろが奉納されていた。いつの時代か社殿の一部を焼失。神社前に駐車可能場所はないので御津港付近に駐車すること。

20番   大芦   −   大崎川辺神社

昭文社は「大崎川辺神社」神国は「大埼川辺神社」さらに近くに「大崎神社」がありどちらの神社か迷った。鳥居の神額は「国主大明神」とあり神国の通称欄に「国主(くぬす)さん」とあることからこの神社と思われる。参道が新旧あり西側からの参道にも鳥居あり…

19番   加賀  −  加賀神社

キサガイヒメは加賀の神窟(潜戸)で佐太大神を生まれた後潜戸に祭られたがその後この地に遷宮された。珍しく本殿は茅葺き。小泉八雲は御津から小船で訪れている。(「知られざる日本の面影」)。神社前駐車場あり。

18番   野波  −  日御碕神社

神国によると古くは神社前方にある御(雄)島(おじまさんと呼ばれているー写真右)に鎮座されていたが天正8年(1580年)大波で流失。翌年現在の位置に移転された。

17番  小波  −  奴奈美神社(ぬなみ)

神国は奴奈弥神社。拝殿正面に浮き彫りされた見事な神額。境内の榊の枝に潮汲みの竹筒が多数。

16番   多古  −  八幡宮

昭文社の地図にはないが人文社にはある。黄金色の神額は豪華絢爛。この神社も高い場所にある。(神国には15番関連と同趣旨の記事あり)

15番   沖泊  −  津上神社

神国は多古となっている。同書によると津和野藩につかえる多胡家老が三隅町竹原に鎮座する八幡宮より分霊を賜り当地に祭ったものとある(同趣旨の記載が16番にもある)。沖泊集落の入り口に便所があるがその周辺が駐車場。黄金色の豪華な注連縄で鳥居、拝殿と…

14番  瀬崎  −  日御碕神社

駐車場がないので瀬崎港入り口で駐車し徒歩で野波方面に向かい消防小屋近くの電柱付近で左折民家の裏の露地を直進。約100段の石段。

13番   野井  −  弥佐加志能為神社(やさかしのい)

昭文社、人文社は弥佐加志能為神社。神国、山口は爾(に)佐加志能為神社。大谷の「雲津誌」によると「野井浦日御碕神社」とあるがなぜか判らない。自然石の岩に石段が作られている。境内の大木の枝に潮汲みの竹筒が多数納められている。神国に「宝物・日本書…